今の職場をやめたい…。
病棟の経験が短くても、転職って出来るの?
大丈夫!
転職出来るよ!
私、看護師糖子は、40歳で看護師になり、わずか半年で病院を退職しました。
勤務初日、所属先の師長さんに、「40歳で、新しい事なんて、覚えられるはずないでしょう!!」と言われました。
毎日、入浴介助と体交しか、やらせてもらえませんでした。
なんのために看護師になったんだろう…。
と、悩んでいるうちに、精神を病み、何のスキルも身につけないまま、逃げるように退職しました。
その後しばらく療養した後、一念発起し、クリニックに転職しました。
職歴は、こんな感じです
- 総合病院で6か月、常勤勤務
- 消化器内科クリニックで5年間、週5のパート勤務
- 内科クリニックで1年間、週3のパート勤務 ←今ここ。
どうですか?
意外と、転職出来てますよね。
病棟での経験が短くても、転職出来るという事が、お分かり頂けたでしょうか?
今の職場が辛くて、看護師の道を諦めてしまいそうになっているあなたへ。
諦める前に、転職という道もあるんだよ、という事をお話したいと思います。
でも、クリニックの仕事ってどんな事するの?
どんな事するのか心配だよね。
これからお話していくね。
単科クリニックで勤務するメリット
業務が限られるから、覚えやすい
今は、内科のクリニックでパート勤務しています。
業務内容は、
- 問診
- 採血
- 心電図
- 胸部レントゲン(たまにお腹)のポジショニング
- 点滴
- 院内の掃除
- ゴミ捨て
- 白衣の洗濯
- 物品発注 などです。
毎日、問診&採血を20人以上します。
たまに、心電図とレントゲンをします。
問診を取ったことがなかったので、入職してから勉強しました。
通勤時間が短い
以前、通勤時間が、片道車で1時間の病院で働いた事があります。
しかも、20時過ぎまで残業とかザラでした。
毎日クタクタで、帰りの運転は、いつか事故を起こすんじゃないかと思っていました。
今は、電車で数駅なので、楽になりました。
昼休みに一人になれる
病院で勤務していた時、皆そろって食堂に行かなくてはいけないのが、本当に苦痛でした。
「休まらない!!」と、心から思っていました。
午前中の振り返りとか、出来ないですしね。
それで、勉強不足って怒られるのは、理不尽だと感じていました。
今は、一人で自由に出来るので、ボーっとして、10分位横になって、残りの時間は勉強出来ます。
自由!
今振り返れば、「病棟のスタッフとはやく仲良くなれるように」という配慮だった事が分かるんだけど、当時は辛かった…。
残業がほぼない
今は予約制のクリニックに勤務なので、残業はほぼありません。
むしろ、残業しない為に、全員で必死です。
とうこちゃん、動きが倍速になるよね(笑)
18時30分上がりで、18時35分には着替えに行きます。
これは、クリニックによって違いますね。
消化器内科のクリニックに勤務していた頃は、遅くまで残業していたよね…。」
胃カメラ・大腸カメラのクリニックね…。
患者さんの残渣がなくなるまで待つ先生だったから、19時に大腸カメラがスタートの日も多かったね…。
単科クリニック勤務のデメリット
人数が少ない
頼る人がいない
クリニックも経営は大切なので、出勤する看護師は必要最低限です。
消化器内科のクリニックに勤務していた時は、2人で業務を回していました。
1人は検査介助なので、自分一人でルート確保しなくてはいけませんでした。
「ルート入れられません…。」とか、しょっちゅう言えないので、必死でした。
合わない人がいると辛すぎる
例えば
クリニックだと、一緒に働くメンバーは、ほぼ固定の事が多いので、逃げ場はまずありません。
- 合わない先生の診察や検査介助
- 合わない先輩と2人で業務
- 合わない事務さんに、カルテ記載の不備を指摘される など
怖い!
だから面接の時に、先生や一緒に働くスタッフがどんな人か、確かめておくのがオススメだよ。
クリニックによって常識は違う
繰り返しますが、クリニックも経営が大事です。
コスト削減は、確かに大切です。
でも、衝撃を受ける事も多いです。
私が衝撃を受けた例は
- 採血のホルダー使いまわし
- 採血時の手袋は使用禁止
- ハルンカップ(中身入り)を持つ時の手袋は使用禁止 など
えっ!?
実話です…。
まとめ:看護師の経験が短くても転職出来る!
繰り返しますが、40歳で看護師になった私は、半年しか病棟経験がありません。
でも、転職出来ています。
しかも何度も。
だから、経験が少なくても、転職は出来ます!
そして、今の内科クリニックを退職しても、内科クリニックや健診クリニックなら、転職出来ると思っています。
ただ転職後は、今までにやった事がない業務を、出来るようにならないといけません。
だから、勉強は必須です。
最後に、今の職場が辛くて、看護師の道を諦めてしまいそうになっているあなたへ。
諦める前に、転職という道もあるという事を忘れないでくださいね。